ピクシブでのサマーインターン体験談

今年の夏はピクシブのサマーインターンに参加してきたので,体験談をまとめます.

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 参加の経緯

今回のサマーインターンを知ったきっかけは,サポーターズが開催している逆求人形式の1on1面談イベントでした.「今年の夏はインターンシップに参加したい」と言うのは早い段階で決めていて,この面談イベントも5月26日と割と早いタイミングでの参加でした.

そこで目を引いたのが,ピクシブのサマーインターンの「3D・VRコース」です.ピクシブが3DやVRって何をやるんだろうという好奇心と,これまでのゲーム開発などで培われたUnityの知識も活かせそうだと思い,選考に進みました.

 インターンの内容

今回参加したインターンの期間は5日間で,実際にオフィスでプロジェクトのメンバーとして開発に取り組むという内容でした.
3D・VRコースには自分の他にもう1人参加者がいて,2人ともVRoid Studioのプロジェクトに加わりました.

 1日目

初日は,まず毎週水曜日に実施される全社会議に参加させていただきました.現在取り組まれているサービスの状況が,代わる代わる全社員に向けて報告されていました.特に大きく目標を達成した部分では,全社員から拍手が送られていたり温かい雰囲気にあったのも印象的でした.

その日の昼食は全体ランチ会で,プロジェクト毎に集まって食事をしつつ,メンターさんとの顔合わせも行いました.

午後からは,今回のインターンシップのやることを検討しました.VRoid Studioのプロジェクトということで,VRoid Studioの機能に関する課題や,VRoid Studioで作ったキャラクターを使うツールに関する課題から具体的な案を考えていきました.最終的には,自分はVRoid Studioで作ったキャラクターにより愛着を持ってもらえるようになることを目指して,新たなツールの開発に取り組むことになりました.

 2〜4日目

この期間は基本的に社員さんと同じスケジュールで出社して,開発を進めていました.これだけでも,一日の過ごし方が知れて良い経験でした.さらに,個人の進捗状況を把握するための朝会や夕会といった機会が設けられており,日々進化するVRoid Studioを目の当たりにして感動していました.

開発環境は負荷のかかるような処理もこなせるハイスペックなPCをご準備いただき,快適に開発を進めることができました.また,実装面でも分からないことがあればすぐに聞ける環境で,かなり開発がしやすく居心地の良い空間でした.会社での作業というと,全員が黙々とPCに向かって作業をしているようなイメージもあったのですが,それに比べるとよりフラットで,個人的には変な緊張をすることもなく落ち着いて開発に取り組めました.それ以外にも,フリードリンク制で自由にお茶や水がいただけたのはありがたかったです.

業務外でも,ランチにご一緒させていただいたり,月に一度開催されるオフィスでの食事会に参加させていただいたりと,沢山の方々とお話できて充実した期間になりました.

ちなみに,インターン中に進めた開発の大まかな流れは以下の通りです.

  1. 外部のWebAPIを利用するため,APIの選定作業
  2. UnityからWebAPIにアクセスする部分を実装
  3. UnityでのVRMファイルのインプット
  4. WebAPIのレスポンスに合わせて,インプットしたキャラクターモデルを自然に動かす

今回は,すでに一般に配布されているWebAPIや,キャラクターモデルのポーズを利用しましたが,開発期間があればまだまだこだわれる部分だと感じました.また,より自然な表情や動きになれば,もっと自作のキャラクターに愛着が持てるようになるのではないかと思います.

 5日目

最終日は,主に成果発表会の準備をしていました.それぞれ10分間の発表ということで,自分は5分程度の説明と実際にデモを行いました.

メンターさんやその他の社員さんもいらっしゃった成果発表会では,VRoid Studioで出力されたキャラクターがPCの画面上で動いている様子をお見せすることができました.

 まとめ

今回のサマーインターンを通して,5日間という短い期間でしたが,社員の方々と同じ場所でエンジニアとしての開発を経験させていただきました.この期間中には,技術的に学んだこともたくさんありました.さらに,実際に社員の方々を間近で見て,技術力の高さやプロダクトに書ける熱い想いを知ることができました.まだまだ自分の強みを伸ばせるように頑張っていこうというモチベーションに繋がりました.

 

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